【『ええ家やなあ~』国産材を使った建替え新築事例】

Sさま邸

「設計図や模型では実感が湧かなかったんですが、
家が完成したときはとても感動しましたね。
自分たちの家なのか信じられず、
朝、夢から覚めるのではと思ったほど(笑)

主人は『ええ家やなあ~』が口癖になり、
娘は掃除好きになりました。

偶然の出会いから家づくりに
真摯な人たちに巡り会い、
こんな素敵な家が建てられたことに感謝しています。
その気持ちを忘れず、
日々を大切に暮らしていきたいですね」

【追伸】小話

はじめはご両親が
建てたご実家(延床面積50坪)に住まれていて、
快適にリノベーションをしたい
とのご相談でした。

お困り事は、

・床下の湿気→白アリ被害有り。

・西日が差し込むリビングの暑さ

・2階のバルコニーからの雨漏り

・ご家族4人のお住まいとしては広く、
掃除や維持管理が大変。

快適にリノベーションできるよう
プランと見積を提出しましたが、

50坪と広く、全体をさわると、
あと少しお金出せば新築できるのでは?
という金額です。

中古住宅のリフォーム、リノベーションで
高額になってくると、
新築と迷われる方は多いです。

この事例では、
お施主様が下記理由で建替(新築)を選ばれました。

①今の家は、床下が低くて床下点検が出来ない。
②構造的に新築のほうが安心出来る。
③お子様が引き継ぎ住んでもらえそう。
④手入れが行き届く、コンパクトな家にしたい。

ただ、お家にご両親との思い出もあり、
判断されるのに少し時間がかかりました。

ご両親から譲り受けた住まいを
解体するのは心苦しいのですが、

お施主様家族が365日快適に過ごせるには、
新築のほうがピッタリあった
衣服を着る心地良さのようで、
サイズの合わない洋服では味わえなかったと思います。

ご予算も考えながら、
お施主様にとって最善で最高の住まいになるように
ひとつひとつ丁寧に選択しての設計をしました。

先日、5年経って訪問しましたが、
冬吹き抜けからの陽もたくさん入り暖かく、
夏も涼しく過ごされていてました。

お片付けも上手にされていて、
室内は新築後すぐのこの写真と同じでした。

大切に使って頂いているご様子が
とても嬉しかったです。

お施主さま家族みんなが、
より永くいい状態で快適に住んでいただき、

住まいに愛着を感じながら「おうち時間」を
大切に過ごしていただくために。

住まいづくりは
「建てる時だけ」でなく、

「長い目でメンテナンスまで
考えての設計」を大切にしております。

まず、今回の事例で言うと

屋根の形はシンプルが一番!

複雑にすればするほど
雨漏りのリスクが増えますし、
費用も上がります。

なので、
シンプルな切妻屋根をご提案いたしました。

(※切妻屋根とは。写真の屋根の形状のこと)

軒の出(屋根が壁から出てる寸法)も
しっかり出すと、

・外壁へ雨があたりにくくなって、汚れにくくなり
・南の陽射しの調整をしてくれます。

室内に陽射しが
夏は入りにくく、冬は深く入ります。
(夏は涼しく冬は暖かく)

西側(正面右手)は、
西陽(夏の暑さに大敵)を避けながら
通風できるようなデザインに。
※下記写真

出来上がると見えなくなりますが、
棟上げ後の写真(下記写真)は、
木材すべて高知県檮原町の杉材です。

※土台材はヒノキ材です。

棟上げ





現場には、杉とヒノキの良い香りが満ちます♪

またさらに、人体の事考えると、
不要な薬剤は散布しないほうがよいです!

なので床下にはヒノキ材を使用し、
防蟻処理(白アリが来ないようにする)の
薬剤散布はしません。

一緒に仕事をしている工務店の
@minkakokusanzai (建築士事務所民家)では、

新築にて約40年同じ防蟻処理なしで
白アリ被害は0棟と、効果は実証されています。

お施主さま家族みんなが、身体も心もより健やかで
快適な住まいをお届けいたします。

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